巷で話題の。

「疑うわけじゃないですが、袖まくってもらえますか?」

これを簡単にすると、

「疑うわけではないです が(逆説)、 袖をまくって欲しい。」
と読み解くことができよう。

①「わけ」という言葉

1.「わけ」には次の意味がある。

(1)意味・筋道
(2)理由・事情
(3)意志

2.それぞれの意味で、以下のような言い回しの区別が存在する。

(1)意味・筋道:
「これで終ったわけではない」
=「これで終ったという意味・道理にはならない」

(2)理由・事情:
「それが彼が休んだわけではない」
=「それが彼が休んだ理由ではない」

(3)意志:
「君を侮辱するわけではない」
=「君を侮辱するつもりはない

ここでの意味は(3)の意志が適切であると言えよう。

②「が」という言葉

「が」は逆説の接続詞で、

「前に述べた事柄と相反する内容を述べるのに用いる語。だが。けれども。」
(大辞林より抜粋)

これらを用いて考えると感慨深い。

「疑うつもりわない、けれども腕を捲くって欲しい。」

大分わかりやすくなった。

疑っていません。腕を捲くって欲しい。
つまり腕を捲くって欲しいという意思がこの文章から自ずと読み取れるのだ。

(ex)ちなみに英語に直訳すると、

「Don,t Wanna Your Froud , But please roll up your Sleeve」

意訳的に訳してしまっているが、大体こんな感じであろうか。


それでは、どうしてあのうような場面でこのフレーズが出てきた、どうして相手が腕を捲くって欲しかったのかを少し考えてた。


■①腕が見たいから。

あのむっちりした腕は直視するに値すると考えたのだろうか。

■②会場が暑くて相手が辛そうだったから

遠まわしな優しさなのだろうか。

■③袖を捲くって気合いれろよ、という遠まわしな表現

気合をいれる=腕を捲くる。
気合が入ってないぞこら、負けんぞ、気合を入れてください、という意思表示だろうか。







うん、考えてみたけど、やっぱよくわからない。

コメント

だいすけ
2010年12月15日15:41

>ひ
オレも仕事中ですがヒマです

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